MacBook Airを買ってChrome OS Flexを入れたら結構便利に使えたので
そのままサブPCにしちゃったえいふくちょーです。こんばんは。
これまでサブPCだったSurface Pro 6くんは新しいオーナーを探す旅に出発しました。
可愛い子には旅をさせよって言いますし。
さすがにメインPCまでChrome OSでってのは少なくとも私の環境ではムリですが
サブ用途PCとしてはChrome OS Flexくん、マジでいろいろとできてしまう子なので
できることをまとめようぜ！ということで記事を書きます。
こんな方に読んでいただきたいッ！
・Chrome OS Flexで何ができるのか知りたい方
・サブPCをChrome OS Flexにしようか迷ってる方
もくじ
PC版Google ChromeでできることはChrome OS Flexで（ほぼ）できる
大前提ですが
Chrome OS Flexでできること＝PC版のGoogle Chromeでできること
こう考えてOKです。
Chrome OS Flexでどんなことができるのか体験したい方は
お手持ちののWindowsやMac上のChromeブラウザだけで作業してみてください。
そこでできたことがChrome OS Flexでできることです。
一部の例外がありますが、それはまた記事の後半で。
ChromeOS Flexで当たり前のようにネットサーフィンできる
書くまでもないですが、Chrome OS Flexではネットサーフィンができます。
Yahoo!でニュースをチェック
Twitterでつぶやく
もちろんメールのチェックなどなど全部できます。当たり前。
PCやスマホなど他の端末で、Googleアカウントにログインした状態でChromeブラウザをお使いの場合は
ブックマークや履歴、パスワードなどすべてChrome OS Flexに引き継げます。
いちいち細かい設定をせずとも、Googleアカウントでログインすればいつもの環境がChrome OS Flexにバシッと出てくるわけですな。
テザリングが普通にできる
ビックリなのがスマホのUSBテザリングを普通に認識したこと。
スマホとChrome OS FlexをインストールしたMacBook Airを繋いで
スマホ側でUSBテザリングをONにするだけでインターネット接続完了。
無料のOSなのに細かいところもしっかりやってくれます。
いやいや、WindowsやMacとほぼ同じ挙動をしてくれるOSがなんで無料なんすか。大丈夫っすかGoogleさん。
もちろんWi-Fi経由のテザリングも対応ですぞ。
ウェブアプリもChrome OS Flexで動く
Chrome OS Flexでできること≒PC版のGoogle Chromeでできること
つまりはウェブアプリもChrome OS Flexで使うことができます。
例えばEvernoteやNotionなどのメモアプリ。
Chrome OS Flexのブラウザからアクセスすれば、メモの作成や編集などができます。
Microsoft 365を契約してればブラウザ上でMicrosoft Officeだって使えます。
多少の機能制限はありますが、個人や会社の事務的な作業で使う機能は一通り使えます。
Officeを扱うのにサブスク契約なんてしたくない！
そんなあなたはGoogleのドキュメント、スプレットシート、プレゼンテーションをどうぞ。
Microsoftのものよりは簡易的なものにはなりますが無料でお使いいただけます。
このウェブアプリはChrome OS Flexで使えるかなと思ったら
お手持ちのWindowsまたはMacで開いてみてください。開けたら基本的に使えます。
ウェブ会議だってChrome OS Flexでできる
Chrome OS Flexでウェブ会議だってできる！
Google純正のウェブ会議アプリGoogle Meetは当然として
MacBook Air内臓のウェブカメラとマイクも動作しました
Zoomも動作確認済み
（ちょっと落書きしているのはセキュリティ上の理由です）
もちろんカメラ、音声もちゃんと使えます。
テレワークをされてる方も安心ですな。
一部の内蔵のウェブカメラが使えない端末があるようです。詳細は以下英語サイトをご確認を！
注意！サブスク音楽や動画はChrome OS Flexで使えたり使えなかったり....
使えないサービスがあるっぽい
いつもPCでサブスクの音楽を聞いたりビデオオンデマンドのビデオを見るときは何を使ってますか？
ほとんどの方はブラウザ、もっと言えばGoogle Chromeを使ってるのでは？
だからChrome OS Flexでも当然見れるぜ！と思ったんですが
どうもChrome OS Flexでは見れない、聞けないサービスがあるようです。
使えないサービスの詳細は下の方をご覧ください。検証できたものだけですがご参考までに。
もちろんGoogle純正のサービスYouTubeはなんの問題もなく再生可能です。そりゃそうだ。
AbemaTVも使えました。時間つぶしをするぐらいならこの２サービスあれば十分かな。
AmazonプライムビデオはChrome OS FlexではHD再生不可
AmazonプライムビデオをChrome OS Flexで見ようとされている方はちょっとご注意。
AmazonプライムビデオはWindows、Mac以外のOSではHD再生ができません。
つまりChrome OS FlexでAmazonプライムビデオを見ると画質の悪い、ボヤーッとした映像になってしまうわけですな。
WindowsだろうとChrome OS Flexだろうと同じブラウザ使ってんのに、なんでOSで差別しちゃってんのって感じですが
サポートされていない以上は仕方ありません。
一応対策はありますが、かなり面倒くせえし、Macじゃないといけないという制限付きです。ご興味のある方はご一読を。
Huluもダメっぽい
HuluにChrome OS Flexでアクセスしてみるとこんな画面が表示されてログインできませんでした。
もちろんChrome OS Flexのバージョンは最新。
どうもOSを見て弾いているようですね。ぐぬぬ...WindowsとかMacじゃないとはいえ
使ってるのはChromeブラウザだっての。
ローカルファイルの閲覧は「ファイル」と「ギャラリーアプリ」で
サブスクが普及した今、PC本体に音楽や動画を入れている人は少ないと思いますが
ChromeOS FlexをインストールしたPC内にもSDカードやUSBメモリなどの外部メモリや
クラウドストレージ経由でいろいろと保存することができます。
Chrome OS Flexの「ファイル」アプリがWindowsで言うエクスプローラーで
ここから本体に保存したファイルを整理したり開いたり、消したりということができます。Googleドライブ上のファイルもここでいじくれます。
Windowsでいうところのエクスプローラー
保存しているファイルを開くと適切なアプリが起動します。
例えば音楽や動画、画像やPDFなら「ギャラリー」
WindowsフォトとMedia PlayerとAdobe Readerが合体したみたいなアプリ
Officeファイルは対応したGoogleのアプリ（例えばExcelならスプレットシート）が開きます。
Chrome OS Flexのファイルは基本的にクラウドに保存されますが、従来のパソコンのような動きもちゃんとしてくれます。
Chrome OS FlexでKindleを使うのは非現実的
Amazon公式のKindle Cloud Readerというブラウザ上で動作するリーダーを使えば雑誌やマンガはChrome OS Flexでも読むことは「一応」できます。
マンガはギリいけても、雑誌は文字が小さすぎて読めない
ただ拡大や縮小は一切できないため
マンガならストレスを感じながらギリギリ読めるレベル
雑誌に関しては何が書いてあるかほぼ識別不可能です。
活字の本はKindle Cloud Reader開くことすらできません
まあそもそもパソコンで本を読むというのは不自然な話なのでそこまで影響はないと思いますが…
サブPC用途はChrome OS Flexで
ここまでつらつらと書いてきましたが
PC版Chromeブラウザでできることが「ほぼ」Chrome OS Flexでできること
ということがお分かりいただけただろうか（いやお分かりいただけたに違いない）
（中学生よ、これが反語というものだ）
令和の時代、PCでやることってほとんどブラウザでできますよね。
それ、Chrome OS Flexでもできちゃいます。
すべてがすべてChrome OS Flex上でできるというわけではないので
「世の中のPCが全部Chrome OS Flexに」ってことにはまだまだならないでしょうけど
少なくともサブPC用途であれば、WindowsやMacからChrome OS Flexに移行できる人は結構いるんじゃないかな？
特にWindows10のサポートが終わったらChrome OS Flexに移行する人結構いそう。
サブPCを検討中の方はぜひChrome OS Flexも選択肢にいれてみてください。
２万円で結構遊べますし、実用的ですよ。
