iPad AirからiPad Proの買い替えはまだ先かな〜とか言ってたんですが
買っちまいました。iPad Pro 12.9インチ。
M1搭載の第5世代でしかもCellularモデルです。
メルカリで117000円で購入。出品者の方ありがとう。
もちろん最終的には今持っているiPad Airの方は売ろうと思ってます。そんなにお金持ちではないので。
ただせっかく一時的にiPad AirとiPad Proの両方を持ってるという状態なので
この2台にどういう違いがあるのか
iPad AirとProどっちがおすすめなのか
検証していきますので期待しちゃっていいですよ。
今回の記事で登場するiPadは
iPad Air 第5世代と
iPad Pro 12.9インチ 第5世代
どちらもM1チップを搭載しているモデルです。
もくじ
M1搭載のiPad AirとiPad Proの違いは大きさだけ
先に結論から言っちゃいますと
M1チップを搭載しているiPad AirとiPad Proの違いはただ一つ
画面の大きさ
これだけです。
iPad Airは画面が小さい
iPad Proは画面が大きい
違いはたったこれだけ
それ以外はホントにほぼ同じです。
大きいことによるメリット
iPad AirからiPad Proに買い換えようと思った理由がこちら
iPad Airだと画面が小さくて
ClipStudioでお絵描きをするときに手が
色切り替えやらのボタンにあたっちゃって
誤動作しちゃうからです。
iPad Proなら
手をベターっと置いたとしても
画面が広いので十分スペースの余裕があり
誤動作を減らせます。ま、100%ではないにしろ
iPad AirからProに買えてかなり快適になりますね。
CLIP STUDIOで絵を同じ拡大率で表示してみました。
こうするとiPad AirとProの違いがわかりやすいですね。
iPad Proのほうがスペースにかなり余裕があります。
「iPad Proさえ買えばプロのイラストレーターも大満足」
かどうかはよく分かりませんが
少なくとも高校の美術で赤点ギリギリの人間が
ちょっとしたファンアートを描いてTwitterに投稿するぐらいなら
iPad Proはかなりオススメです。
画面の広いiPad ProならSplit Viewもかなり実用的に使えますな。
お絵かきだけでなく、動画編集や音楽制作に iPadを使うのであれば
やはり画面が大きいことに越したことはありませんな。
大きいことによるデメリット
なかなか写真では伝わらないでしょうけど
iPad ProとiPad Airの大きさは結構違います。
数字で見ると
iPad Airが247.6mm×178.5mm×6.1mm
iPad Proが280.6mm×214.9mm×6.4mm
iPad Airが縦横に約3.5cm伸びるとiPad Proって感じです。
ま、分かりづらいっしょ?
文章だけでこの大きさの違いを表現するのは不可能ですが
iPad Proが家に届いて本体を見た瞬間
「うぉっ!?デケぇ!」
ってなりました。それぐらいの違いがあります。
さらに重さを比較すると
iPad Airが461g
iPad Proが682gで
なんと220gも増量。
iPad Airの時点でほとんど外に持ち出すことはなかったんですが
iPad Proはもう外に持ち出そうという気が一切起きません。
(旅行で遠出するならちょっと頑張って持っていくけどね。)
これぐらいiPad Proには大きさのインパクトがありますので
iPadを外でも使いたいなーという思いがある方はiPad Airやminiをオススメします。
iPad ProとiPad Airの処理性能の違いはゼロ
iPad AirもiPad Proもどちらも同じM1チップを搭載しているので
当然っちゃ当然なんですが
処理能力に違いは全くございません。
iMovieで全く同じ動画素材で、全く同じエフェクトをかけて
書き出しをしてみました。
ビックリするレベルで同時フィニッシュ!
動画素材をiMovieに並べているときも
特別iPad Airの方が遅いとか、iPad Proの方が速いとか
そんなこともありませんでした。
どちらも動作の快適さは同じです。
iPad ProとAirの画質音質の違いはGACKTにしか分からない
iPad AirとProの違いは、本体の大きさぐらいだぜ!
とここまで書いてきましたが
厳密に言えば若干の違いがあります。
音質の方では
iPad Airはスピーカーが2つ
iPad Proは4つ
画質の面でいえば
iPad AirはLiquid Retinaディスプレイ
iPad ProはLiquid Retina XDRディスプレイ
といった具合にiPad Proのほうがちょっと高級なものを使ってます。
が、実際ほぼ違いはありません。
まずは音質
こちらはiPadを縦にして持った時はハッキリとした差がでます。
こんな風にiPad Airは音の出る位置が左に偏ってしまうので
モノラル感が出てしまいます。
が、横にしてしまえばちゃんとステレオ。
iPadでスピーカーから音を出す場面って
動画見るときぐらいで
動画見るときは大体横画面にしてるでしょ?
ということはiPad AirだろうとProだろうと、実用上の違いはないわけです。
そして画面の画質
iPad AirとiPad Proの横に並べて違いを見比べてみると
「全然わからん」
ほぼ一緒です。
しかもほとんどの人はiPadに液晶保護フィルムを貼っていらっしゃると思うので
なおさら違いは分からないでしょう。
芸能人格付けチェックで無敗のGACKTであれば
その違いに気づくかもしれませんが
映す価値なしには、iPad AirとiPad Proの画質の違いなんて分かりませんので
大きいiPadがほしいならPro、コンパクトなiPadがほしいならAirを買いましょう。
ちなみに実際にiPad Proに貼っている液晶保護フィルムとケースを紹介しときます
アンチグレアなのでiPad Proの画面のきれいさがちょっと損なわれますが
Apple Pencilで描いた時の描き心地はGood!
お絵描きするなら選択肢に入れちゃってもいいよ。
ケースはこちら。画面保護と背面保護が同時にできてGood。
Apple純正風呂のフタみたいにスタンドにもできます。
iPadを買うならAirよりProを買ったほうがいい
「iPad Airはいい端末」だとiPad Proを買った今でも思っています。
が、どうせiPadを買うならiPad Proの方がいいんでねぇか?
とも思ってしまったり。
iPad Proはこの記事で書いてきた通り大きさのアドバンテージがあり
お絵描きや動画編集など創作系のアプリがiPad Airと比べて使いやすくなります。
その分、外に持ち出すのは難しくなりますが...
「じゃあ創作系のアプリそんなに使わないから、軽いiPad Airを買って
お外でAmazonプライムビデオ見るぜ!」
とお思いの方もいらっしゃるやもしれない。
それはそれでいいんですが
「動画視聴メインなら別にiPad買わなくても
安めのAndroidタブレット買っちゃったほうが安くて良くね?」
っていう結論に達してしまったわけですよ。
令和のこの時代には2万円弱でAmazonの10.1インチFireタブレットが買えるわけですから。
iPad Airは
「創作系アプリを使うには若干大きさが足りない、でも動画視聴するだけならAndroidタブレットでいいじゃん!」
という微妙な立ち位置のタブレット端末だなぁと感じてしまった今日この頃です。
2023/2/1 追記 さようならiPad Airくん 新しい場所でも元気でね