Xiaomi Pad Pro 6SとXiaomi フォーカスペンを購入して早3ヵ月ほど経ちました。
コスパ最強のハイエンドタブレットがXiaomiから登場!ということで
飛びついてしまったわけですけども
なかなかいい感じで活用できてます。
特にXiaomiフォーカスペンを活かしたお絵かきに関しては
「神絵師を目指して」ってわけではないけど、ちまちまと練習中って感じです。
3ヶ月下手なりにちょこちょこ絵を描いてきたので
今回はXiaomiフォーカスペンにスポットを当ててレビューしていきます。
もくじ
Xiaomi フォーカスペンを6S Pro本体にくっつけてペアリング
まずはじめにかなり重要な情報を書いときます。
それは
「Xiaomi フォーカスペンはPad Pro 6Sの本体にくっつく」
これ結構重要な情報だと思うんですが、なぜかXiaomi フォーカスペンの公式サイトには描いてないんですよね。
こんな風にPad Pro 6S本体の側面にくっつきます。
ペアリングも充電も側面にくっつけるだけでOK
ペンが本体にくっつくか、くっつかないかは
使い勝手に関わるハナシなはずですが...なんで書いてないんだろう?
Xiaomi フォーカスペンの外観をチェック
外観についてはざっとご紹介。
Apple Pencilが2万円オーバーの中
Xiaomi フォーカスペンのお値段は14800円。「破格のお値段」とは言わないまでも、なんとか手を伸ばせそうなお値段。
べったり貼られたシールは気になるものの、安っぽさは感じませんな。
持った感じはちょっと重めのボールペン。誰の手にもフィットちゃん。
ペン本体にはボタンが3つありますけども、基本使うことはなさそうです。
(ボタン機能は後ほど紹介しますぞ)
Apple Pencilと遜色ないXiaomiフォーカスペン
一番気になるXiaomiフォーカスペンの描き心地。
体験してもらわないと実際のところは伝わらないのですが
あえて語彙力0で感想をお伝えすると
「普通に使える」
もっといい伝え方がありそうですが、「一つの絵を完成せさせるための性能は間違いなくある」というのは確かです。
Xiaomiフォーカスペンの筆圧検知は8192段階。グッと力をいれれば強く、力を抜けば細くなります。
はらうようにペンを走らせれば、先端に向かって細くなっていく線が描けます。
髪の毛のサラサラ感もちゃんと出せます。
遅延に関しては、線を速く描けば多少遅延を感じますけども
実用性には全く問題ないレベルです。
1~2年前はiPad+Apple Pencilを使っていましたが
それとXiaomiフォーカスペン、描き心地は全く変わりません。
で、私が描いた絵がこちら
画力に関しては目をつぶっていただけると。別に本業の絵師ではないので。
とはいえ一通り線を描き、色を塗り、影をつけて...ってところまでちゃんとできてることは分かっていただけるかと。
ま、いい道具をそろえるだけじゃ画力はあがりませんぜぇ。練習しないと。
ClipStudioなら設定に注意したい
前のXiaomi Pad Pro 6Sのレビューでも書いたのですが
Xiaomi Pad Pro 6SにClipStudioをインストールして、Xiaomiフォーカスペンでお絵かきをする場合
「初期設定のまま」だと誤動作してしまうことがあります。
誤動作をしないようにClipStudioの設定を以下のように変えました。
1つめは
左上のClipStudioのロゴをタップ→「環境設定」→「タッチジェスチャー」の中にある
「指でツールを使用」にチェックを入れ、
シングルスワイプの項目を「指とペンで異なるツールを使用」に設定。
その後OKをタップ。1つめの設定は終わり。
2つめは
左上のClipStudioのロゴをタップ→「修飾キー設定」の中にある「共通の設定」をタップして
ロングプレス内の項目を「なし」に設定
最後にOKをタップして終わり。
この2️つを設定してやれば誤動作はほぼ起きなくなります。
iPad +Apple Pencilだとこういったことをする必要がなかったので
Xiaomiフォーカスペンは安い分この辺のチューニングは甘めなのかな?と思ったり
ま、一度設定してしまえば問題なく使えるのでよしとしましょう。
ちなみに他のお絵かきソフトでもこういった設定ができるのかは未検証です
ご検討中の方は一応ご留意を。
Xiaomiフォーカスペンあまり使わないであろうボタン機能紹介
最初のほうに書いたXiaomiフォーカスペン上についている3つのボタンについて
使うことないだろうけど一応ご説明しときます。
一番上のボタンは長押しすると会社とかでプレゼンするときのレーザーポインターみたいに使えます。
ペンを宙に浮かしたままポインターを出して動かせます。
1回カチッと押すとペンモードに。文字を描くこともできます。
画面をタップすれば消えるので安心。
真ん中はスクショ機能。ペンで囲った部分をスクショで保存してくれます。
一番下はXiaomi純正のお絵かきアプリがちっちゃく起動するボタン。
ちょっとメモしたいときに役立つかも?
う〜ん使うかなぁ〜この機能。
3ヶ月Xiaomiフォーカスペンを使ってきましたが...ぶっちゃけ使ってません。
初心者ならXiaomiフォーカスペン一択、プロでも検討の余地あり
最後にどういった人にXiaomiフォーカスペンをおすすめできるかってハナシをしましょう。
まずさっき見ていただいた私のレベルの画力ならPad Pro 6SとXiaomiフォーカスペンで十分です。
「ずっと続けられるか分からないけど今からデジタルでお絵描きはじめたい!」
ならXiaomiフォーカスペン一択でOKです。
プロとしてビジネスでお絵描きをやってる人はXiaomiフォーカスペン自体の性能は問題ないと思いますが
どうしてもPad Pro 6Sの画面の大きさがネックになるはず。
金をかけてでも大きな液タブを買うべし!!
とはいえ、プロの方でも出先でちょいと描きたいな〜だったら十分イけるはず。
なんだかんだでPad Pro 6Sは12.4インチですから。
iPad+Apple Pencilが高すぎて...というならXiaomi Pad Pro 6S+Xiaomiフォーカスペンの検討余地ありです。
これまでタブレット端末で本格的に使えるペンはApple Pencilだけでしたが
Xiaomiもペン市場に参戦!ということで面白くなって来そうですな。
日本のメーカーがこういった市場に出てこないのは....なんかさみしい気がしますな。という雑談で終わりです。