iPadOS 16が正式配信されましたぜ!
ということで愛するM1搭載のiPad Airも早速アップデートしてみました。
最新OSにしたところで見た目はほとんど変わっていませんが
すげー「iPadならでは」の機能が一つ追加されたので
それを中心にiPadOS 16の機能を紹介していきます。
もくじ
iPadOS 16の画像切り抜きで「iPadならでは」が増えた
iPadOS 16の目玉機能である画像の切り抜き。
なんと写真アプリに表示させた画像の
「モノやヒトを長押しするだけ」でカンタンに切り抜けるという機能。
文章だけだと分かりづらいので
例えばこの写真のヒトを切り抜きたい時
この汚い顔をしたおっさんをタップし続けると
ブワゎーんとしたアニメーションが流れます。
切り抜き作業はこれで完了です。
切り抜いたあとは「コピー」「共有」の選択肢が出るので
他の画像編集アプリやOfficeアプリなどで使いたい場合は「コピー」
連絡先の画像にしたいとか、iCloudで共有したいとか、その他諸々をしたいときは「共有」をタップ
Split Viewなどで写真アプリと他のアプリを同時に表示しているときに
切り抜いた画像をタップしたまま、他のアプリに引っ張れば
コピーとか共有とかタップしなくても、直接貼り付けできます。直感的ね。
少々切り抜きが雑な部分もありますが、商業的なカタログを作るとかプロ仕事をしない限りは
十分使えるクオリティーです。
画像切り抜きをどういうシチュエーションで使う?
どういうシチュエーションで使えるかというと
例えばスマホなどのガジェットを切り抜いた画像を
ClipStudioに持っていって
背景色をつけて
文字を書けば…
はい、ブログ記事のサムネイルの完成〜
だとか
自撮りした自分の画像の切り抜きと
紹介する商品の切り抜きを
ClipStudioでうまいことミックスして
プラスアルファ何か書き込んだり、目隠しの画像なんかを追加すると
YouTubeのサムネ完成〜。
みたいな感じ。パソコンのキーボードとマウスでやろうとすると結構重労働ですが
iPadOS 16ならどちらも約10分で完成です。
画像を切り抜いて、編集ソフトに貼り付けて、Apple Pencilでサラサラっと文字を書く。
これがシームレスにできるのはiPadならではと言っていいでしょう。
アイディア次第でいろいろと使えそうですね。
iPadOS 16はこれだけでアップデートする価値があります。
iPadOS 16のステージマネージャーはiPad Proで活きてくる(と思う)
ステージマネージャもiPad OS 16の目玉機能の一つですな。
iPadのアプリをWindowsやMacのようなパソコンっぽく表示させる機能です。
タブレットがパソコン的な動きをするのは新鮮で一見便利そうなんですが
正直これはあんまり使わないだろうなと。
特に画面がそこまで大きくないiPad Airで活きることはないでしょう。
こんな風に2画面表示ならiPad Airでも結構意味があるんですよ。
例えばお絵描きをする時
左側に参考の画像を表示させて、右側で実際に絵を描く
絵を描くスペースが少々小さいものの、iPad Airだけでお絵描きをするときは
非常に便利です。
でもこれは以前のiPadOSで既にできてたことです。
最新のiPadOS 16のステージマネージャなら最大で4つのアプリを同時に表示させることができるのですが
3つ以上同時表示させようとすると、それぞれが小さすぎて使いづらすぎます。
それぞれのアプリをWindowsやMacみたいに重ねることもできますが、
iPad Airの大きさだとアプリを重ねて表示させたところで「で?」ってなります。
画面の広いモニターだとウインドウの重なり合ってない部分をクリックすることで
瞬時にソフトウェアの切り替えができて便利ですが
iPad Airの画面の大きさだとアプリの表示領域のほとんどが重なり合ってしまい、逆にアプリの切り替えが面倒。
しかもアプリ画面の大きさの変更も自由度があまりありません。
この機能は画面の大きなiPad Pro
特に12.9インチでやっと活きてくるのではないだろうかと思ってます。実際にiPad Proを使ったことがあるわけではないので知らんけど。
少なくともiPad Airの大きさでステージマネージャを活かせるシチュエーションが思いつきません。
あればもしかしたら便利なことがあるかもしれないけど
積極的に使うことはないだろうな
そんな機能です。
iPadOS 16で外部ディスプレイが使えるが使う理由が思いつかない
外部ディスプレイ機能は10月27日現在、
iPad OS 16にアップデートしたからといってすぐに使えるものではありませんが
2022年内にはiPadに特定のケーブルをつなぐことで
iPadの画面を他のディスプレイに表示させることができるようになります。
ただ単にiPadと同じ画面を外部ディスプレイに表示させるだけでなく
iPadと外部ディスプレイで別のアプリを表示させることもできます。
ステージマネージャと組み合わせればよりiPadをパソコンらしく使えます。
が、これも正直使わないかなと。
おそらくこのブログを探し当てるほどの方の
モニターにはもう既にパソコンが繋がっているはずです。
それをわざわざ引っこ抜いてiPadの画面をモニターに映し出したいかと言われると
う〜ん。
情報端末はiPadオンリー!というような人なら
モニターとiPadにつながるマウスとキーボードを用意すれば
パソコンライクな使い方ができて、iPadの用途が広がるだろうけど
そんなやつおれへんやろ〜
iPadだけでプレゼンするぜ!っていう人には便利なのかなぁ〜?と思ってみたり。
iPad OS 16のその他諸々の新機能は有象無象
ここで紹介していない諸々の機能はiPadOS 16の公式ページをご覧ください。
でもね正直使わねぇです。絶対使わない自信があります。
-メッセージやメールの送信を取り消せる?やりとりはほぼLINEとかだよね。
-Safariのパスキー?悪いがGoogle先生がいるんでね
-天気アプリがついにiPadに登場?Yahoo!天気で間に合ってマス。
-ゲームのSharePlay?スプラトゥーン3で忙しいんだ
-iCloudで写真の共有?SNSで送れば良くね?
iPadOS 16のほとんどの新機能を使うことはなく、そもそも存在に気付くことすらないでしょう。
でもiPadOS 16の画像の切り抜きはマジで最強。マジ神。
これだけで十分iPadOS 16にアップデートできる端末持っててよかったと思えます。
iPadOS 16で「iPadならでは」が増えてより使えるガジェットになった
iPadOS 16の画像切り抜き、これが最大の魅力。
そして切り抜いた画像をシームレスに活用できるiPadそのものの完成度の高さ
この2つが合わさって「iPadならでは」が1つ増えて、iPadがより使えるガジェットになりました。
ブロガーやYouTuberはiPadOS 16にアップデートできるiPad買うと
少なくともサムネがちゃっちゃと作れてかなり幸せになれますよ。
でも、私スマホがAndroidだからな~という方
ぜひこちらの記事をご覧ください。という記事宣伝でこの記事を締めくくります。