楽天モバイルがつながるエリアを検証しに地方に行ってみた

年末年始は甲信越地方あたりに超ハードな旅行に行っとりました。

もちろんスマートフォンを常時携帯して行ったわけですけども

せっかくなら

「楽天モバイル持ってるし、地方でどれぐらいつながるか検証してやろうぜ」

と言うことで

ちまちま楽天モバイルのスピードテストをしつつ、旅行を楽しんでおりました。

その結果を共有しときたいなーということで記事を書いとります。

全国をまわったわけではないし、旅行の片手間でやった検証なので

少々荒があるかもしれませんけども、参考にはなると思いますので

楽天モバイル検討中の方はぜひご一読を

こんな人に読んでいただくとうれしいかもしれない
・楽天モバイルがつながるエリアが地方にどれぐらいあるか知りたい人
・楽天モバイルの実測スピードをなんとなく知りたいお前

楽天モバイル回線のスピードテストの結果

ということで早速ですが検証結果をご覧くだされ。

今回は関西エリア→名古屋→長野→新潟→北陸新幹線経由で関西へというようなルートで検証しました。

楽天モバイルがつながるエリアは他３社とほぼ同じ

結論からいえば

楽天モバイルがつながるエリアは他３社もつながるし

他３社がつながらないエリアは楽天モバイルもつながらない

というのが楽天モバイルの印象。

個人的なハナシ、楽天モバイルのサービス開始当初（１年間無料の大盤振る舞いをやってたころ）にも使ってたんですが

その時はまあつながらないスポットがたくさん。

当時、自分が書いた記事を読んでみると楽天モバイルのホームページではエリア内になってる場所でもつながらない！なんてこともあったようです。そんあ記憶あるわ。

ただ時は流れ2025年、楽天モバイルのエリアは他３社とほぼ同じレベルに達しました。

「他３社がつながらない場所でも使える」なんてことはないんですが

楽天モバイルも安かろう悪かろうではない十分なエリアを持ち

他社と対等に渡り合えるようになりましたのよ。

楽天モバイルの速度もモバイル回線としては及第点

楽天モバイルの速度に関しても、今回の検証結果を見てもらえれば分かる通り

「爆速で超速ぇぇ」とは言えないまでも及第点ではあるでしょう。

特急列車走行中の速度低下は見られるものの、これは当たり前で他社も同じ。

時速100kmを超えるようなスピードで動いている中で何十Mbpsも出せよというのなら

そういった技術をあなたが開発すればいいじゃない。

高速走行中の列車内でもAmazonプライムビデオでわんだふるぷりきゅあを高画質でスムーズに視聴できるわけなのだから

モバイル回線としては十分な回線速度が出ているのです。

何GBもあるようなゲームの更新データをダウンロードってのは

さすがに高速で移動する列車の中では少々難しいところではありますが

そんなのはおうちでやっとけよってハナシ。

ほんの一部スポット的につながらない場所がある

この検証で２ヶ所だけ気になった場所がありまして

それが

妙高高原駅内と妙高山登山口前での通信速度

どちらも静止している状態なのに明らかに速度が低下してますね。

妙高高原駅の同じ場所でpovo2.0でスピードテストをやってみると

下りで4.85Mbps出るので

楽天モバイルだけ速度が遅いといえます。

ちょっと場所を移動すれば改善するので、局地的に楽天モバイルがつながらない場所があるのかなとも感じました。

ただそういったところは今回の旅行の中で妙高高原駅と妙高山登山口前の２ヶ所だけ。

それほど大きな問題ではありませんでした。

どうしても気になるならデュアルSIMでdocomo系の回線を別で契約するのもアリ

都市部では楽天モバイルの速度が遅い（けどモバイル回線として及第点）

別にこれは大きな問題ではないんですが

楽天モバイルは地方に比べて、都市部の通信速度が少々遅い

っぽいです。

これは旅行中の検証結果ではないんですが

2月のとある休日、関西のとある場所で楽天モバイルとpovo2.0のスピードテストをやってみると

楽天モバイルの方がかなりスピードが遅いという結果になりました。

旅行中の検証でも名古屋駅付近は静止してても、他のエリアと比べて速度が落ちています。

木曽福島駅停車中と比べると一目瞭然。 

検証した時間の問題もあるのかもしれませんが

楽天モバイルの速度を地方と都市部を比べた場合、 都市部の方が遅い傾向にはあるようです。

とはいえモバイル回線としては十分じゃないかなと。

例え2.26Mbpsの通信速度でも、1話約130MBの高画質のわんだふるプリキュアをダウンロードするのにかかる時間は理論上約8～9分

十分な画質でストリーミング再生を行うことが可能なわけですからモバイル回線としては十分でしょう。

楽天モバイルの今後の懸念点について

楽天モバイルは皆さんご存知の通り、まだauのローミングでエリアをカバーしている場所があります。

ちょっと分かりやすく言うと

楽天モバイルで通信をしているんだけれども、実際はauの回線を借りて通信をする場所があるということ

現時点での予定では2026年9月末でこのauの対戦を借りて通信をするということができなくなります。

明日の間に 楽天モバイルが全国津々浦々に基地局を展開することができれば特に問題はないんですが

それが遅れた場合、 楽天モバイルサービス開始時の歯抜けのような通信エリアになるんじゃないかなーというのがちょっと私は懸念しているところなんですよね 

auの力を借りなくても楽天モバイルの回線だけでガンガン 通信できるように頑張って欲しいですね。

ただ2026年から楽天モバイルでは衛星とスマートフォンの直接通信ができるようになるみたいな話も出てきてるので、その辺は逆に期待していきたいと思うのです。

楽天モバイルはメイン利用でもOKなつながる回線

楽天モバイルは概ね他大手3社に追いついたと言えるでしょう。

今ではメインとして十分使えるモバイル回線になりました。 

それでも不安ならデュアルSIMでドコモ系の回線を入れておくとより安心。

ドコモのirumoの一番安いやつでもいいかも。

大容量の通信が必要なゲームや低遅延通信が求められるようなゲームをしないのなら

楽天モバイルを固定回線化するのもいいかも

この春、引っ越しをする人は固定のネット回線を検討する間

楽天モバイルでしのぐっていう手もありといえばあり。

ともかく楽天モバイルのサービス開始時のような至る所圏外みたいなことはないので

楽天モバイルも視野にモバイル回線を検討してほしいと思っております 今日このごろ。