Xiaomi-Pad-6S-Proはオーバースペック端末

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Xiaomi Pad 6S Pro 長期レビュー 原神もラクラク動くオーバースペック端末

えいふくちょー

デジモノでいっぱいの部屋に潜んでるブロガーの端くれです。 2010年にiPod touch第2世代を触ったことがトリガーとなり10年間ガジェット沼にハマることに。そして抜け出せず。 ガジェットだけでなく便利サービスなどなどデジタル方面からお役立ち情報を書いていきます。

Xiaomi Pad 6S Proを購入しまして約5ヶ月ほど経ちましたよ。

本体が69800円という価格に飛びついてしまったのですが

日常生活でなかなかの頻度で私のお手元にご登場いただいております。

この後継機にあたるでPad 7 Proが中国本土向けには発売されている今日このごろですが

せっかくなのでXiaomi Pad 6S Proの長期使用レビューをしとこうかと思います。

仮にPad 7 Proを買うってことになったとしても、ある程度参考になるかと思いますのでぜひご覧あそばせ。

Xiaomi Pad 6S Proの外観はあのiPadにも劣らない

まずは見た目のお話。

文章で説明しづらいので写真を見てもらえたらと

タブレット端末の最高峰といえば、天下のApple iPadなわけですけども

それに劣ることのないボディになっております。

Xiaomi Pad 6S Proは価格の安さが魅力の一つではありますが

見た目、質感への妥協は一切なし。チープさは全く感じられません。

重量はざっくり640gほど。おでかけのときはいつもいっしょ...とはならんやろ

重量に関しては

さすがに「お出かけのときはいつもカバンに入れて持っていこう!」っていう気は起きませんが

それはiPadも一緒。

これを日常的に持ち歩く気にはなれない

何日か旅行で遠出をするときだけなら

現地の情報収集のためだったり、移動中の娯楽のためだったりで持っていくのはアリかな

ってところです。

Xiaomi Pad 6S Proは原神もラクラク動くスペック

タブレット端末でいちばん重要なのが性能なわけですけども

これが約7万円のタブレット端末とは思えないレベルなんですよね。

参考でしかないのですが、Xiaomi Pad 6S ProのAntutuベンチマークの結果がこちら。

7万円弱のタブレット端末のスコアが150万点超え

なんと150万点超え。

私の愛するPixel 7aくんが約6~70万点なのでダブルスコアです。

むこう数年間はスペック不足でゲームが動かないってことはXiaomi Pad 6S Proではあり得ませんね。

こちらがXiaomi Pad 6S Proで原神を動かしている様子。

画質もフレームレートも最高設定にしても当たり前のようにヌルヌル動きます。

ゲーム序盤だからスムーズに動いているという可能性もありますが

ここまで動けば十分でしょう。

原神がXiaomi Pad 6S Proでここまで動くわけですから

最近色々と話題の育成系のゲームとか、言うまでもなく動いてくれます。もちろんグラフィック最高設定で。

ウマ娘は画質を最高設定にしてもフレームレートが30fpsなので難なく動く
多人数のレースでもなんのその
学園アイドルマスター ほとんどやったことないけど昨今の育成系ゲームの中では一番高負荷かな?
数十分やっただけだけど最高画質でも特にカクツキなどはなし 精細な3Dモデルが60fpsで動いてることに感動.

Xiaomiフォーカスペンでお絵かきもOK

Xiaomi Pad 6S Proを買った最大の目的がお絵かき

ということでXiaomi Pad 6S Pro専用のXiaomiフォーカスペンも合わせて購入しました。

こちらの価格は14800円。

超激安ゥ...ってほどでもないんですが、競合製品のApple Pencilよりも手が届きやすいお値段です。

とはいえ描き心地はApple Pencilとほぼ一緒。作例がこちら。

Xiaomiフォーカスペンを買ったからといって絵がうまくなるわけではないのは当たり前なのですけども

筆圧の感知を8192段階で感知してくれてるので

力を入れて描けば太い線、力をぬいて細い線、自由自在。

一時期Apple Pencilを使っていましたがそれと描き心地は変わりません。

どこにでも持ち運んですぐにお絵かきを始められる環境が

本体+Xiaomiフォーカスペンの計8.5万円で構築できるので、入門機としては最強タッグ。

Xiaomiフォーカスペンと本体のペアリングは

ペンをXiaomi Pad 6S Proの側面にくっつけるだけ。Apple Pencilと一緒で超カンタン。

XiaomiフォーカスペンをPad 6S Pro側面にくっつけるだけでペアリング&充電OK

ただ少々気になる点もあるので詳しいことはこちらの記事をチェックしてほしいですぞ。

なかなか減らない&充電激速バッテリー

Xiaomi Pad Pro 6Sはバッテリーくんも優秀

充電の方は120Wの急速充電対応。

カンタンに言えば

残り7%から充電をはじめて、100%になるまで約40分

ということ。

バッテリーがなくて使えないよーとなっても数十分充電すればすぐに使えます。40分待てばフルチャージ!

午前10:26 バッテリー残量は7%
午前11:07 バッテリー100%到達!!
(ちょっと分かりづらいけどごめんちゃい)

「でもバッテリー消費がエグかったら意味なくない?」

大丈夫

画面の明るさを真ん中よりちょっと上にしたぐらいでお絵かきを約1時間すると

消費量は約8%

単純計算で12時間は絵を描き続けられるということになるわけですよ。そこまで集中力がもたない。

もちろん3Dのゲームをプレイしたり、インターネットへの通信が多く発生するアプリであればここまで持続はしないでしょうけど

普通に使っててかなり持ってくれます。

Xiaomi Pad 6S ProはDP Altモード対応

これは余談的な感じになりますがXiaomi Pad 6S ProはDP Altモードに対応しています。

「DP Altモード」と聞いてもピンと来る人はあんまりいないと思いますが

要は有線での画面出力に対応しているぜ☆ということです。

上の記事のようなUSB Type-C端子からの映像信号をHDMIで出力してくれる機器を使えば

Xiaomi Pad 6S Proの映像をテレビやモニターに出力できます。

もちろんUSB Type-Cの入力端子を持ったモニターとXiaomi Pad Pro 6Sを直接繋いでも画面出力できます。
(すべてのモニターで画面出力ができるかどうかは未知数なのでご注意を)

ただただ本体に写っている映像をそのまま出力するだけなので、普段はそこまで使い所はないんですが

出先のテレビに繋いで大画面でプライムビデオを見るとか
Xiaomi Pad 6S Pro でプレゼンするとか

そういった使い方も一応できます。

ちなみにARグラスにも対応。Xreal Airで確認済みです。
(すべてのARグラスで動作するかは未知数なのでご承知おきを)

Xreal Airへの画面ミラーリングは可能

Xiaomi Pad 6S Pro「個人的には」大満足

photo by photoAC ごっそり塩ジロウ

個人的にXiaomi Pad 6S Proを買った一番の理由は「お絵描き」

本体とXiaomiフォーカスペンの計8.5万円で、どこでもお絵描きができる環境が整ったので大満足です。

iPad Proだとこれが軽く10万円超えになっちゃうわけで...やばいよねこの価格。

PCを起動させるほどでもない、ちょっとした情報収集とかにも結構使えて便利ですな。

ただ一般用途では明らかにオーバースペック

Xiaomi Pad 6S Proはハイエンドなのにお手頃お値段でいい端末なんですが

正直言えば一般人には明らかにオーバースペック

この記事の最初の方にも書いた通りXiaomi Pad 6S Proは

Antutuベンチマーク150万点超えで、原神レベルの大型ゲームが動く性能なんですが

その性能を全くと言っていいほど活かせてないんですよね。私の使い方だと。宝の持ち腐れ状態。

個人的には「お絵描きがしたい」という目的が果たせているので買って満足なんですが

そうじゃない人が「Xiaomi Pad 6S Proを買う意味とは?」って考えちゃうわけですな。

ごろ寝端末やOffice目的ならもっと安いのでOK

動画見るだけならもっと安いタブレット端末で十分

プライムビデオを寝っ転がりながら見たいとか、ちょっと出先で調べ物したい

ぐらいなら、Xiaomi Pad Pro 6Sは明らかにオーバースペック。

イオシスやじゃんぱらあたりでiPadの中古を買ったほうが確実に幸せになれます。

Microsoft Officeが使いたいならAmazonのFire Max 11という手もあるわけです。

画面はXiaomi Pad 6S Proと比べると小さく

スペックも控えめ

かつGoogle Playからアプリをインストールできないという仕様なものの

キーボード付きでも約4.5万円

Microsoft Officeを出先で使いさえできればいいんだぁぁ!ということであれば

おサイフにやさしいこっちがおすすめ。

ガッツリOffice使うなら中古でもいいからSurfaceを買え!!

ゲーム目的で買うのもあんまりおすすめできない

じゃあゲーム用途で買うぜ!というのもう〜ん

確かにXiaomi Pad 6S Proの画面は大きいので

操作範囲がスマホより広がって操作がしやすくなるのは間違いないし

ゲームの臨場感もスマホよりも感じられるかも

同一ゲームのほぼ同じ場面をスクショ
スマホでやるより操作がしやすくて迫力が増す...けどそのために買うのはどうかなぁ~

しかしながらそのためにわざわざ7万円を出す価値とは?

そもそもソシャゲはスマホで操作しやすいようにUI設計がされているわけで、さらに操作をしやすくする必要性ってあるかな?

画面が広ければそれなりに迫力も出るだろうけど

その分外で気軽に遊べないとかそういった問題も出てくるけど大丈夫?

ゲームが十分遊べるスマホを持っているのであれば、わざわざ7万円を出してまで買う価値は感じられんのですよ。

お金をかけるならいつも持ち歩くスマホのほうがいいのでは...?

しかもこれは原神に限ってですけども、Android版原神は外部コントローラー非対応。

Xiaomi Pad 6S ProにプレステのコントローラーをBluetoothで接続すること自体はできるんですが

原神を開いて操作しようとしても、操作を受け付けてくれません。(2024年10月現在)

せっかくBluetoothでコントローラーを繋いでも原神は指での操作しか受け付けてくれません

一つ例外として、「スマホは数千円レベルの電話とメール専用の低スペ、ゲームはおうちでゆっくり大画面で」

という人であればゲーム目的でXiaomi Pad 6S Proを買うのはいいかも。

だったらスマホをアップグレードしたほうがいいんじゃねぇかなぁ...ってソシャゲをあんまりやらない私は思うのです

Xiaomi Pad 6S Proまとめ

話がとっ散らかった感があるのでここでまとめ

Xiaomi Pad 6S Proを買うべき人
・お絵かきが主な目的 特に初心者
・低スペスマホと併用でゲームする

Xiaomi Pad 6S Proを買わないほうがいい人
・Officeの編集が主な目的 →Fire max 11かSurfaceの中古を買おう
・動画鑑賞が目的 →iPadの中古で十分
・主な目的がゲーム →ゲームのために7万円払うぐらいならハイスペックスマホを買ったほうがいい

といった感じ。

コスパ最強のタブレットではあるのですけども

一般的な使い方では明らかにオーバースペック。

3万円ぐらいの中古iPadでできることを7万円のXiaomi Pad 6S Proでやるってのはさすがにもったいない話。

「Xiaomi Pad 6S Proでお絵かきをしたいんだ!」というのであればXiaomiフォーカスペンと一緒に買ってお幸せに

スマホが低スペだからXiaomi Pad 6S Proでゲームをやりたいっていう人にはおすすめできるけど、だったらスマホ買い換えればいいのでは?とも思っちゃう

Xiaomi Pad 6S Proは良端末ではあるものの、買う前にはそれで何をしたいのかよく考える必要がありますな。コスパ最強とはいえ7万円ですからね。

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