最近は中古スマホが流行ってるらしいですね。
今使ってるXperia 1 iiは新品で買いましたが、それまでの端末はほとんどが中古スマホでした。
Xperia X PerformanceとかPixelシリーズとかHuaweiにも手を出したことがあります。
そういう私の経験談ということで、中古白ロムスマホを買うときの注意点をまとめましたので共有します。
ちなみに白ロムスマホってざっくり言えばSIMカードが刺さってない状態のスマホってことですけど、分かりますよね。このブログにたどり着いた人なら。
そして白ロムスマホを買ってしまったのだった。
もくじ
中古の白ロムスマホが壊れたら修理代が高く付く
ヤフオクやメルカリで中古スマホを買ってそれが壊れた場合。
状況によりけりなので一概になんとも言えませんが、基本的には高額な修理費用を払うことになると考えたほうがいいでしょう。
コロナが流行るほんの少し前にメルカリでSoftbankキャリア版のGoogle Pixel 4を破格の56000円でGETしてウハウハだったんですが
(ちなみにGoogle Storeで買うと約9万円)
その約1ヶ月後、画面に謎の緑の縦線が入り、正常に使えない状態に…
ネットで対応策を検索したところ、Softbankのショップに行っても意味無し。iCrackedというGoogle認定の修理業者に持ち込めとのこと。
画面修理で約3万円ほどお支払いしちゃいました。新品買えばよかった。マジで。
こういうことにもなりかねないので故障が心配であれば店頭で中古スマホ販売しているような店、例えばゲオとかイオシスとか
そういったところであれば数ヶ月程度保証を受けられます。
でもメルカリやヤフオクと違って若干割高感がありますな。
安心を取るか、安さを取るか。
ちなみに中古白ロムスマホが壊れた場合、修理受付してくれる場所や保証が残っていた場合の対応などは元々がキャリア販売の端末なのかSIMフリー端末なのかで変わってきますので以下参考までに。
兎にも角にも、中古で買った白ロム端末が壊れた場合、結構な金がかかることを覚悟しといたほうがいいよというお話でございやした。
Androidで元々がキャリア販売の端末の場合
これがちょっとややこしい。しかもネットで検索すると店舗ごとに対応が異なるとの情報も。
保証期間内でもドコモの回線契約がないと無料で対応できないという店舗もあれば、対応できるという店舗もあるっぽい。
ざっくり調べた結果、回線契約がなくても
・修理自体は受け付けてもらえる可能性大
・ただし修理費用は全部自己負担で高額
・保証期間内の端末に対する対応はなぜか統一されてない
ダメ元でキャリアのショップに駆け込んでみて、ダメだったら非公式の修理業者で修理するのも手
と言ったところですな。
Androidで元々SIMフリー端末の場合
元々がSIMフリー端末、つまりはドコモとかのキャリアが販売しているものではない場合
メーカー保証の期間が残っていればメーカーで対応してもらえます。保証範囲はよくご確認を。
こっちは分かりやすいですね。普通の家電と一緒です。
iPhoneの場合
例外的にiPhoneは元々がSIMフリーだろうとキャリアだろうとAppleにご相談を。
もちろん修理費用は高額です。
例えばiPhone 7の画面割れなら交換費用18040円でございやす。
(非公式の修理業者なら4~5000円でやってくれるとか。非公式ね)
中古白ロムスマホのおサイフケータイでトラブル(Android限定)
中古白ロムスマホで見落とされがちな罠がおサイフケータイ。
特にメルカリやヤフオクなどのフリマアプリで中古スマホを買う場合は必ず覚えといてください。
(Androidを購入検討の方は要注意)
スマホにFelicaチップ、つまりはおサイフケータイ機能がついているとややこしい話になります。
前の人がおサイフケータイを使っていて、スマホを売却する前にSuicaや楽天Edyなどのデータの機種変更処理(データの消去)がされていなかった場合
おサイフケータイは使えません。
(厳密に言えば前の人のアカウントでなら使用可能だけど…そんなことしたくないよね。)
勘違いされがちですので強調しておきます。おサイフケータイのデータは
・Suicaや楽天Edyなどのアプリをアンインストールしただけでは消えません
・設定からスマホの初期化をしたとしても消えません
・それぞれのアプリで機種変更の処理をしてやっと消えます
これはね、売る側買う側両方とも押さえておかないといけないところ。買ったあとで出品者に連絡とってパスワード教えてもらうとかしたくないし、そもそもめんどくせぇから。
これもまたPixel 4を買ったときの話ですが、
前の人がおサイフケータイの機種変更処理をしてなくて、Suicaや楽天Edyのデータが残ったままだったのでした。しかも数十円残高が残った状態で。
ダメ元でSoftbankのショップに行って消去を試してもらったけどやっぱりダメ。消去できず。
おサイフケータイのデータを消去するには前の人のパスワードが必要。
この時は運良く前の人と連絡が取れて、パスワードを教えてもらい消去できましたが
もし出来なかった場合は…諦めるか、
Felicaチップの交換が必要。もちろん費用は超高額らしい。いくらかは知らん。
メルカリやヤフオクなどで白ロムを買う場合はおサイフケータイのデータが全て削除されているか出品者に確認してください。
出品者におサイフケータイのアプリの使用状況が未使用になってるか見せてといえば確認できます。
Androidの場合は以下の方法でおサイフケータイのデータが消去されているか確認できます。
ちなみにゲオとかイオシスとか店舗販売なら基本的に買取時におサイフケータイの状態もチェックされるのでこの問題とは無縁です。
中古白ロムスマホの落とし穴 赤ロム
これは元々キャリアで販売されていたスマホ限定の話ですが
ある日突然スマホのすべての機能がロックされてしまう可能性があります。
なぜか?
それはキャリアでスマホを購入するとき、割賦という端末を分割払いするサービスがありまるのはみなさん御存知の通りですが
その支払いが滞ると容赦なくスマホをロックして完全に使えなくするぜ
というシステムがあるからです。
もちろんキャリアとの回線契約があろうとなかろうと、前の人が端末代の支払いを滞らせた時点でロックされます。
自分が挿しているSIMの料金を払っていたとしても、端末代の支払いがされていなければ容赦なくロックです。
メルカリ等で白ロムスマホを買う場合は
端末代金は既に支払ったか?、もしくは一括払いで購入したか?を確認してから買いましょう。
またIMEI番号を出品者に聞いてそれをキャリアの照会にかければロックされる可能性があるのかどうかを確認することができます。照会は以下サイトから
ドコモ→http://nw-restriction.nttdocomo.co.jp/search.php
au→https://my.au.com/cmn/WCV009001/WCE009001.hc
Softbank→https://ct99.my.softbank.jp/WBF/icv
照会ページにIMEI番号を入力した結果
「○」ならロックされる可能性はほぼありません。(不正契約等であれば別)
「△」は割賦で購入して支払いがすべて終わっていないためロックされる可能性があります。
「×」は既にロックされています。
IMEIはAndroidであれば「設定→デバイス情報」で見ることができます。
この番号を出し渋ったり、出し方が分からないというような出品者からは買わないほうがよいでしょう。
中古白ロムは安くスマホを手に入れるベストな方法
おサイフケータイや赤ロムに関しては事前の確認で十分対応できます。
故障関係に関してはちょっと運要素が絡んできますが、5-6台白ロムを買ってきた私も、問題があったのは例にあげたPixel 4のみ。
スマホのバッテリーのヘタリ具合や、キズ、水没させたことがあるかどうかなど、気になることを先に出品者の方に聞けばある程度は対策できます。
スマホを買うときに白ロムも検討してみては?
ということでとある白ロムスマホを買おうかどうか悩んじゃってたりする今日このごろのワタシでした。