Kindle-Colorsoftクイックレビュー

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【Kindle Colorsoftクイックレビュー】カラー表示は本当に必要なのか?

えいふくちょー

デジモノでいっぱいの部屋に潜んでるブロガーの端くれです。 2010年にiPod touch第2世代を触ったことがトリガーとなり10年間ガジェット沼にハマることに。そして抜け出せず。 ガジェットだけでなく便利サービスなどなどデジタル方面からお役立ち情報を書いていきます。

Amazonプライム感謝祭はじまってますね。もう散財しましたか?

私は気になっていたあるものを買うために、今日までMOYASHI生活をしていましたうそ

そのあるものとはAmazon初のカラー電子ペーパー搭載モデル「Kindle Colorsoft

電子ペーパーなのに色が!

最近メルカリで中古のKindle Paperwhite 第6世代を4,000円で購入したところ、

寝る前に漫画を読むことにハマってしまいまして

その勢いのまま、最新型かつカラー表示もできるという代物を買ってしまったわけです。

せっかくなので10月10日(金)までのAmazonプライム感謝祭の期間中にKindle Colorsoftのファーストインプレッション記事を書きたく思います。

メルカリで買った第6世代 Kindle Paperwhiteとも比較しつつ

Kindle Colorsoftは買いなのか?をレビューしていきます。

過去のKindle(Paperwhite第6世代)からの進化点を比較

10年前と令和の最新機種

今更10年前のKindleを使ってる人なんて少ないのでしょうけども

古いモデルから買い替えを検討している人のためにどんなところが進化したのか書いときます。
(比較対象として少々不公平な部分があるのは気にしない)

  • 文字がクッキリ 漫画の小さな文字もより読みやすくなったよ
  • 本体は大きく、ベゼルは狭く、表示画面が広くなって読みやすい
  • Kindleストアやライブラリの読み込みが高速化
  • 性能が上がっても重量はほぼ同じ、持ちやすさは変わらない

一番大きな変化はやはり文字のくっきりさ

漫画を読めば一目瞭然、フキダシ内の小さい文字がより読みやすくなりました。
(といっても写真じゃ絶対伝わらないだろうけど)

Kindle Paperwhite 第6世代 「とりにく」の読み仮名がつぶれてるように見える
Kindle Colorsoft 漢字の読み仮名まで読みやすい

写真じゃなんとも伝わりにくいんですが、下の写真の距離感で画面を見ると

Kindle Paperwhite 第6世代のほうの漢字の読み仮名は読めませんが、Kindle Colorsoftだと読めるといった感じ

両目視力1.2の感想です

また本体が大きくなり性能が上がっても重さはたった13g重くなっただけ。

Kindle Paperwhite 第6世代 206g
Kindle Colorsoft 218g 高性能でも持ち運びやすさは変わらず

持ちやすさ、持ち運びやすさは旧型Kindleと一緒です。

Kindle Colorsoftはどんな人が買うべきか?

いきなり結論

本のタイプ別におすすめのモデルをまとめますと

  • 活字の書籍を読む人中古Kindleで十分
  • 漫画を読む人Kindle Paperwhiteがベスト。お金に余裕があるならColorsoftも選択肢
  • 雑誌を読む人iPadなどのタブレット機器を買うのがおすすめ

正直な話、Kindle Colorsoftは「あんまりおすすめできない」というのが私のファーストインプレッション

もちろん素晴らしい端末ではあるもののColorsoftとPaperwhiteの価格差は1万円

ほとんどの用途ではPaperwhiteのコストパフォーマンスが勝るというのが現実です。

詳しくは以下ご覧ください。

Kindle Colorsoftの「カラー」の恩恵はどこまで?

活字、漫画、雑誌でどれほどColorsoftの特徴である「カラー」の恩恵を受けられるのかまとめます。

活字(小説・ビジネス書など)を読む人

文字だけの本にカラー表示はまず不要

文字がよりクッキリ読めるようになったとはいえ、一定以上の文字の大きさであれば古いモデルとの違いは全くないと言っていいほど。

どうせ文字サイズは自由に変えられますし。

新品にこだわらないのであれば、メルカリあたりで価格の安い昔のKindle Paperwhiteを買った方が賢明です。

漫画を読む人

電子書籍でもカラーで表示されると「買ったった」感が出る...かな?

漫画であれば「表紙は」カラーであることが一般的。

自分が購入した漫画の一覧がカラー表示されると、白黒で表示されるよりも「所有している感」が出ます。

本体設定で今読んでいる途中の本の表紙をスリープ画面に表示させることもできるので

ちょっとしたインテリアとして飾っておくのもいいかもしれません。

飾っておけるし、持ち運んで読むこともできる

…しかし、カラーの恩恵はこれぐらい。

なぜなら、ほとんどの漫画の本編は白黒だから。漫画を読んでいる間は、Colorsoftの最大の特徴である「カラー表示ができること」すら忘れてしまいます。

読んでる間はどちらにせよ白黒

Kindle ColorsoftとPaperwhiteの価格差は1万円

画面解像度はどちらも300ppiで、Paperwhiteでも文字が読みづらいということはありません。

ただカラーで表示できるかどうかの違いだけで1万円。

漫画メインなら、Kindle Paperwhiteを買うほうがお財布的に幸せになれます。

雑誌を読む人

カラーの恩恵が一番大きいのは雑誌を読む人

Kindle Colorsoftなら雑誌の中の写真もカラーでしっかり見えます。
スマホほどの発色の良さは期待できませんが...

スマホやタブレット並みの発色は期待できないけど一応写真もOK

文字も意外に読めるレベルです(視力両目1.2以上の私の感想、個人差あり)

文字も読めます(視力1.2の感想)

タブレット端末ほどキレイではないものの、雑誌を読むという行為自体は可能です。

とはいえ、ここにも大きな課題が...

Kindle Colorsoftの画面は普通の雑誌と比べるとかなり小さいため、それに伴い文字も小さくなってしまいます。

普通の雑誌と比べたらこんなにも小さい

個人的に今のところまだ小さい文字も読めますが、一定のご年齢になってしまわれた際は

読むのがかなりキツクなりそうな予感がします。

拡大縮小も一応できますが、iPadのようなタブレット機器と比べると拡大率を自由に調整することもできない上、拡大縮小するたびにロードが入るため、なかなかストレス

表示バグではなくロード中

雑誌「も」読める端末ですが、雑誌メインで買うと痛い目見るかも...

Kindle Colorsoftの「カラー」はオーバースペック気味

Amazonのセールで散財してもいいようにお金は貯めていたので、発売直後から話題のKindle Colorsoftを買ってみました。

10年前のKindleと比べて本体サイズ、画面が大きくなり、表示もクッキリ。にもかかわらず重量はほぼ同じで、持ちやすさ、持ち運びやすさはそのままです。製品としてのクオリティは抜群!

しかし

Kindle Colorsoftの最大の特徴であるカラー表示に恩恵を感じることが少なかった

というのも事実。

・活字はもちろん、漫画も本編は白黒。
・雑誌を読むには端末の大きさ的に向かない。

正直に言えば、少なくとも今の時点ではカラーの電子ペーパーの需要ってそこまでないのかも、というのが率直な感想。

今回のAmazonプライム感謝祭で電子書籍リーダーを買うなら価格と性能のバランスがとれたKindle Paperwhiteを選ぶのがおすすめです。

もちろん、せっかく買ったKindle Colorsoftはこれから長く愛用していくつもりですが、「1万円安いKindle Paperwhiteを買っておけば、浮いたお金でワッヒャッヒャ」と思ってしまったり...

10日(金)まで続くAmazonプライム感謝祭、皆さんは節度を持ちつつ、賢く散財してください!

Kindle Paperwhiteはこちら

それでもカラーがいいという方は↓

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