ついこないだ中国に行って、無事に戻ってきましたえいふくちょーです。こんばんは。
ちゃんと大人しくしてたので、特にスパイ容疑で捕まることもなく日本に帰ってこれました。
そんなことはさておきに、中国に限らず海外に出ると困るのが
スマホのネット回線。
携帯電話会社の国際ローミングだったり、レンタルWi-Fiだったり
方法はたくさんありますが
ちょっとニッチな方法、かつ短期滞在であれば一番安い方法を試してみました。
それは
中国で使えるSIMカードをAmazonで購入してスマホのネット回線を確保する方法
です。
なかなかピンとこないと思いますが、Amazon(楽天でもいいけど)で探してみると
中国でネットが使えるSIMカードがわんさか出てきます。
その中の1つを買って、1週間中国で使ってみたので、そのレビューをしていきます。
もくじ
中国で使えるSIMカードをAmazonで購入
Amazonで「中国 SIMカード」と検索すると
いろんな会社の中国への短期滞在者向けのSIMカードが出てきます。
で、今回ワタシが購入したのはその中でもかなりリーズナブルなこの商品。
中国で8日間使えて、容量は5GB
お値段はなんと1380円という
少々疑わしいレベルで安いSIMカードです。
販売元はジョイテル(JOYTEL JAPAN)という会社。
ざっくり調べると、中国に滞在する日本人向けにWi-Fi端末を貸し出したり
中国の電話番号のSIMカードを発行したりしている会社っぽいです。
見た感じ怪しい会社ではない.....はず。
ちなみにこの商品の売りとしては
ネットの検閲規制が激しい中国でもXや Facebook、GoogleにYouTubeなどなど中国国外のサービスを使えるとのことなんですけども
いいんですか?あの国で表現の自由を手に入れちゃって。
Amazonで購入した中国向けSIMカードを設定してみる
今回は昔なつかしiPhone 7で、この中国向けのSIMカードを使ってみました。
パッケージにも書いてある通り、基本的にSIMカードをスマホに挿すだけで使えるんですが
普段、日本の格安SIMを使っていてAPNプロファイルをインストールしている場合は
一旦それを消す必要があるようです。
実際このワタシもHISモバイルのAPNプロファイルをインストールしていたんですが
それを消さない限り、「圏外」と表示されて通信ができませんでした。
APNやら少々難しい単語が出てきましたけども
この中国SIMカードのパッケージに操作方法が書かれているので、
それを読みながら設定していけば、そんなに困ることはないと思います。
電波を拾うとiPhoneの左上に中国の大手通信会社「中国電信」の文字が表示され
スマホでインターネットが使えるようになりました。
ちなみにIPアドレスを調べてみると、香港のアドレスになっていました。
これが中国でもGoogleやらLINEやらを使える理由ですね。
実際にAmazonで買った中国SIMカードを使うぜ
今回は5泊6日の滞在だったんですけれども
このAmazonで買った中国SIMカードのお陰でかなり快適なスマホライフが送れました。
このSIMカードは香港の通信会社の国際ローミングという扱いになるので
中国のネット検閲を突破でき、日本にいるかの如くインターネットに接続できました。
上海市内でXに普通につながるのは新鮮な感覚ですね。
もちろん中国国内のサービスも普通に使えます。
ただGoogleで検索をするとGoogle香港の検索結果が表示されるため
検索内容によっては漢字だらけの検索結果が表示されます。
この中国SIMカードでなにか検索をするときはYahoo! JAPANを使うのがオススメ。
Googleのスピードテストをやってみると下り30.4Mbps 上り25.5Mbps
旅行先で使う分には十分な速さですね。
このスピードテストは香港のサーバーに接続してテストをしているので、日本のサーバーにつなぐとなると多少スピードが落ちるのかもしれませんが
実際にネットを使ってて、不便を感じることは一度もありませんでした。
地下鉄の中でも下り約20Mbpsと好成績。
地方に行ったらどうなるかはよく分かりませんが、少なくとも大都市圏であれば
「繋がらない」とか「スピードが激遅」とかいう心配は無用です。
ジョイテルの中国SIMカードで気になったこと
このジョイテルが発行してる?中国向けのSIMカードは上でも書いた通り、速度やエリアに問題はありません。
が、しかし1つ気になるのは
2.4GBぐらい使った時点で「残り300MBぐらいだよー」というSMSが来たのですよ。
「パッケージに5GB使えるって書いてあるじゃん!話がちげぇじゃねぇか!」
と思ったんですが、もうすでに帰国の途に着きつつあったので
その300MBを使ってしまったらどうなるのかは不明のままです。
Amazonのレビューにも3GB弱使ったら使えなくなったという報告があがっているので
小さい会社の大雑把な部分なのかなと思っちゃったり、なんかしちゃったり....
Amazonなどで中国SIMカードを買う時の注意点
Amazonで中国のSIMカード(中国に限らずですが)を購入するときの注意点をちょいとまとめときます
1.スマホのSIMロックは解除されている必要がある
2.自分のスマホが通信する周波数(バンド)に対応しているか確認する必要がある
3.APNの設定に関する知識はあったほうがいいかも
4.SIMを発行している会社についてちょっとでも調べておいたほうがいいかも
ざっくり言うとこんな感じ。
一番重要なのは1番のSIMロックの解除。
ドコモやauなど大手キャリアで購入したスマホは、その通信会社以外で使えないように
SIMロックがかかっていることがあります。
SIMロックが解除されてないままだと、せっかく Amazonで中国のSIMカードを購入しても使えません。
今はネットで無料で解除できるので、中国に渡航する前には必ずSIMロックの解除を行ってください。
2番は4Gでの通信をするのであれば、余程古いスマホだったり、変なところで手に入れたスマホだったりしない限り基本的に気にする必要はありません。
3番のAPNの設定も基本的には自動的にしてくれるので気にする必要はないんですが
万が一設定する必要が出てきた場合に備えて、APNの設定画面を開けるようにしておいたほうがいいかも。
4番はおそらく変な会社はないとは思うんですけども、一応ざっくりでも調べておいた方がいいかもねーっていうぐらいです。
中国で使えるSIMカードはAmazonで購入するのがオススメ
色々書いてきましたけども
たったの1400円で中国国内でGoogleやLINEも使えるSIMカードが手に入って
速度もエリアも不満もなく快適に過ごせたよ
というのが今回の結論です。
パッケージに書いてある5GB使う前になぜか通信容量減少の警告SMSが来たのは少々気になりますが、1400円だしまあいいかなと。
(最悪はpovo2.0を持っていたので、その国際ローミングを使えばいいやという気持ちもあったんですけどね)
とにもかくにも大手キャリアの国際ローミングよりもかなり安く中国でスマホのインターネットを使うことができました。
Amazonで海外向けのSIMカードを購入して使うのは、非常にいい選択肢の一つになります。
中国以外にもいろいろな国のSIMカードがあるので「自分の行く国 SIM」で検索してみてください。
もちろんこの他にも海外でネットを使う方法があるので、ぜひこちらの記事も参考にしていただければと!