海外でネットを使う方法4選

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海外でネットを使う方法4選とそれぞれのメリットデメリット

えいふくちょー

デジモノでいっぱいの部屋に潜んでるブロガーの端くれです。 2010年にiPod touch第2世代を触ったことがトリガーとなり10年間ガジェット沼にハマることに。そして抜け出せず。 ガジェットだけでなく便利サービスなどなどデジタル方面からお役立ち情報を書いていきます。

突然かつ超私事ですが、近々1週間ほど中華人民共和国に行くことになりました。

色々とある国ですからね、あまり乗り気ではないんですけども。

海外に行くということはいつものネット環境が使えないので

現地でもネットを使えるようにしないといけないわけです。

そこで今回は海外でネットを使う方法を4つ紹介していきます。

それぞれにメリットデメリットがありますゆえ、それも合わせて紹介できればなと。

今回私が行くのは中国なんですが、他の国でも参考になる情報ですので

コロナも落ち着いたことですし、近々海外に旅行しに行くよとか、出張に行くよーとかそういった方は是非参考にしてってください。

ahamoやpovoは海外でネットを使うための最適解

まず最初はahamoやpovoなどの日本の大手キャリアの格安プランを使って海外でネットを使う方法。
メリット、デメリットはこんな感じ

メリット
・既に契約していれば手続きはほぼ不要。
・大手キャリアの普通の海外プランよりもかなり割安
・中国などのネット規制にも引っかからないのでLINE等が使える

デメリット
・原則SIMカードを挿している端末でしかネットが使えない
(テザリングをすればいいけど、スマホのバッテリー消費が激しくなるので注意)
・「数日~2週間程度使えて○○円」というプランなので長期滞在には向いていない

数年前に発表されたahamoやpovo2.0のような日本の大手キャリアが提供する格安プランを使うのが

海外でネットに接続するベストチョイス。

日本国内でのスマホ代を大幅に節約できるということは、もうみなさんご存じのはずですけども

海外でネットを使う時も同様に通信費を安く抑えることができます。

具体的にahamoやpovo2.0で海外でネットを使う場合、どんな感じの料金になるのか見ていきましょう。

ahamoで海外でネットを使う場合

ahamoの海外データ通信はどこよりも最強だと思います。

なぜなら

「手続き不要で」「追加料金なしで」
日本で使っているギガをそのまま海外で使えるから。

ahamoは20GB、2970円のワンプラン

例えば日本で5GB消費した状態だと、海外で15GBネットを使えるということになります。
(もちろん海外で15GB使い切っちゃったら日本に戻ってきたときに速度制限がかかっちゃうわけですが...その辺は計画的に)

日本のギガをそのまま海外で使える手軽さ
そしてそれが手続きなしで、しかも追加料金なしで使える

サイキョーじゃないですか。やばいでしょ、これ。

ただ注意点として2つありまして

15日以上連続で海外に滞在すると、速度制限128kbpsがかかってしまう点
・大盛オプションで80GBを追加していても、海外で使えるのは最大20GBになる点

この2つについてはご注意を。

旅行や短期出張であればまず大丈夫だと思いますけどね。

povo2.0で海外でネットを使う場合

povo2.0の場合は海外向けのデータトッピングをしていく形になります。

こちらが海外データ通信のトッピングの内容。

必要な通信量、日数だけトッピングできる手軽さは日本国内同様。

万が一足りなくなったらその場でトッピングを追加することもできます。

正直言えばahamoと比べるとギガ量、料金ともに見劣りしてしまいますが

大手キャリアの普通のプランと比べれば十分安くて実用的。

アメリカや韓国などは通常よりも割安で海外データトッピングができる

韓国やアメリカなどの地域限定のトッピングは通常よりも安くなっているので

うまく使っていきたいですな。

Wi-Fiをレンタルして海外でネットを使う

photo by 写真AC ゆきだるま

次は海外でネットが使えるWi-Fi端末をレンタルする方法。メリット、デメリットはこんな感じ。

メリット
・スマホ以外にも、タブレットやパソコンなど複数の機器を同時に接続できる
・お値段は張るものの容量無制限のプランもある
・プランによっては中国などのネット規制に引っかからない回線を使える

デメリット
・Wi-Fiルーターの受け取りや返却が必要で面倒
・Wi-Fiルーター自体の電池残量も気にする必要が出てくる

今のところ旅行や出張で海外に出る人で一番よく使われる方法じゃないですかね?空港に海外Wi-Fiのレンタルカウンターもありますし。

Wi-Fiをレンタルして海外でネットを使う最大のメリットは複数機器が接続できるところですね。

個人のスマホと、会社のスマホ、タブレットPC...などなどたくさんの端末を持っていくならWi-Fiレンタルがおすすめ。

そうでなくてもWi-Fiを1台レンタルして、お友達、家族、恋人でシェアするというのもアリです。

業者によりますが容量無制限のプランもあるので、どうしても大容量の通信が必要になる場合は、Wi-Fiレンタルが良い選択肢になります。(お値段は張りますけどね)

Wi-Fiレンタルのデメリットは手続き、受け取り、返却の面倒さ

空港で重い荷物をもってWi-Fiレンタルのカウンターに行くことになります。

宅配で受け取り、返却ができる業者もあるようですが、それもそれで面倒。

また現地ではWi-Fiルーターの電池を常に気にする必要があります。
電池が切れたらTHE END

今日日、海外でネットが使えなくなったらと考えると....朝も起きれません。朝は起きろ。

短期滞在で複数機器接続したい人や大容量の通信環境が必要な人にはオススメ。

現地でSIMを契約してネットを使う

中国のChina Unicom 留学してた時はお世話になった

日本では回線を用意せずに、海外でSIMを契約してネットを使う超大胆な方法。
メリット、デメリットは以下の通り

メリット
・安いッ!

デメリット
・現地に住所がないとそもそも契約させてもらえない可能性がある
・契約時には言葉の壁がある
・中国などネット規制がある国では接続できないサイトがある

当たり前といえば当たり前ですが

現地の通信キャリアで契約すれば国際ローミングより確実に安いです。

ただその壁は当然高いわけで

まず基本的に長期契約が前提となっているので、旅行で行くだけだと契約すらさせてもらえないでしょう。
そもそも現地の住所がありませんからね。

そして次に問題になるのが言葉の壁

キャリアショップでの契約だろうと、オンラインでの契約だろうと現地の言葉を理解する必要があります。

中国に留学していたときに、なんとか覚えた拙い中国語でSIMを契約したはいいものの
利用明細書がなぜか大学の事務所に届くというアクシデントに見舞われたのをよく覚えています。

旅行などの短期滞在で現地SIMの契約は非現実的ですね。

逆に駐在や留学などで長期滞在するならこの選択肢一択です。

Amazonで海外SIMを購入してネットを使う方法

これは少々ニッチですが、Amazonや楽天などで一定期間だけ使えるSIMを買って海外でネットを使う方法もあります。

先にメリットデメリットを見ていきましょう。

メリット
・1週間程度の短期滞在なら一番安い
・SIMカードを購入するだけなので、契約や解約手続き、返却などは不要
・SIMカードによっては中国などのネット規制に引っかからないものもある

デメリット
・SIMロックの解除は必須
・普段使ってるスマホで使う場合は、SIMカードの入れ替えが必要
・通信する周波数に自分の端末が対応しているか確認する必要あり
・APNの設定が必要になるかも

今回の中国渡航でワタシが使うのがコチラ

国によりますが、ざっくり1000~3000円で1週間程度使えるSIMが多数あります。

こちらはアメリカ向けのSIM

こちらはヨーロッパ全体で使えるSIM。水の都 ベネチアに行ってみたい。

Amazonや楽天で「(自分の行く国) SIM」で検索するとわんさか出てきますので調べてみてください。
(SIMカードによってはオンラインで事前手続きが必要な場合があります。購入前にご確認を!)

短期滞在であればこの方法が一番安く

最初に紹介したahamoやpovoと比べるとSIMの入れ替え作業が必要になりますが、レンタルWi-Fiのように返却不要で便利。

ですが、絶対に気を付けておかないといけないのが

SIMロックの解除

キャリアで購入したスマホであれば、SIMロックの解除がほぼ確実に必要になります。

各社オンラインでSIMロックの解除ができるので、渡航前にお忘れなく。

もちろんSIMフリーのスマホをお持ちの方はそのままでOK

iPhoneの場合は「設定」→「一般」→「情報」のなかのSIMロックの項目で確認できる
「SIMロックなし」なら問題なし

その他少々気をつけておきたいところもありまして

まずはAPN設定

最近のスマホであれば自動的に設定してくれることが多いですし

手動で設定するにしても、SIMに同封されている説明書を読めば誰でも設定できるのですけども

どうしても機械が苦手で、そんな設定する自信がないという人はやめといた方がいいと思います。

またSIMカードで通信する周波数(バンド)に自分のスマホが対応しているか確認しておく必要もあります。

4G/LTEの通信であれば、まず問題が出ることはありませんが
(特にiPhoneならほぼ問題なし)

余程古い端末を使っていたりだとか、超ニッチなスマホを使ってるとか

そういう方は事前に周波数(バンド)のご確認を!

通信速度については今度中国に行ったときに検証してみます。生きて帰ってこれればご報告できるかと。

多少でも知識があり、何かあったら説明書をゆっくり読んで設定できるよー!という方は

日本でSIMを購入して、海外でネットを使うという方法もなかなか良い選択肢の一つです。

自分に合った方法で海外でネットを使おう

こんな感じで4つ海外でネットを使う方法を紹介してみましたが

個人的な話、今回の渡航ではAmazonで購入したSIMとpovo2.0の海外データトッピングの二刀流で行きます。

なかなか海外に行くことはないので両方検証してみたいというブロガー魂ももちろんあるんですが

仮にどっちかが使えなかった、使えなくなった場合の保険という意味もあります。

短期滞在であればahamoやpovo2.0を選ぶのが万人向けですね。ラクでかつ安いし、日本国内でのスマホ代も安くできますからね。

AmazonなどでのSIM購入も安くていい選択肢ではありますが、海外で「やっぱり繋がりませんでしたー」とならないように

事前に説明書を読んで、使い方や設定方法を予習しときましょう。
(最近のスマホを使ってて、SIMロックも解除されていればまず問題は起きないと思いますけどね。)

いずれにしろ、それぞれのメリットデメリットを理解したうえで

海外でのネット環境を準備していきましょう。

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