ブラックフライデーがお近づきになっております今日この頃。
いろんなサイトでブラックフライデーのキャンペーンが予告されていますが
Googleストアでもお得なキャンペーンがあるそうで。
この私愛用のPixel 9 Proが、なんと32,100円引きになるとのこと。
既に新型のPixel 10シリーズが発売されており
Pixel 9 Proは型落ちではありますが、もちろんその性能まだまだ現役
ゲーム性能についてレビュー記事を以前書いておりますが
今回はPixel 9 Proの「カメラ」に焦点を当ててレビューしていきます。
ということで京都でフォトウォークしてきました。
もくじ
Pixel 9 Proは「毎日持ち歩ける高級コンデジ」

結論から言えば
Pixel 9 Proのカメラは
「毎日持ち歩ける高級コンパクトデジタルカメラ」
作例は以下の通り









昼間、夜間、望遠、広角、様々なシーンやレンズで撮影したこれら9枚の写真は、すべて撮って出し。加工や編集は一切なし。
すべてPixel 9 Proの純正カメラアプリで撮影したものです。
いつも持ち歩くスマートフォンでこんなきれいな写真が撮れるわけですよ。
なんと幸せな時代でしょうか、みなさん。
(この記事の以降の写真は容量削減のためリサイズしています)
Pixel 9 Proのカメラアプリ速攻起動で決定的瞬間を逃さない

最近のハイエンド機では当たり前にですが
Pixel 9 Proのカメラもポケットから取り出し、撮影できるまでの時間はコンマ数秒。
「今撮りたい!」と思った瞬間、ポケットからPixel 9 Proを取り出し、
電源ボタンを2回連続で押すだけでカメラが即座に起動します。
一瞬のシャッターチャンスも逃しません。
抜群のHDR性能で白飛び黒つぶれ知らず

Pixel 9 ProのHDR(ハイダイナミックレンジ)性能も抜群です。
ポケットから出して被写体にレンズを向けてシャッターを切るだけで、白飛びや黒つぶれのない写真が当たり前のように撮れます。
HDR性能が分かりやすいのがこちら

あえて逆光になる状態で金閣寺を撮影しましたが、
・空の鮮やかな青さ
・光り輝く金閣寺の金色
・色づいた紅葉の赤色
すべてが破綻なく表現されています。これももちろん撮って出し。撮影後の編集は一切していません。
シャッターボタンに触れさえすれば、誰でもこのクオリティの写真が撮れるのがPixel 9 Proのカメラってわけ。
望遠・メイン・広角!Pixel 9 Proの3つのレンズを使いこなせ!

Pixel 9 Proに搭載された3つのレンズとデジタルズームを使いこなせば
スマホのカメラなのに表現の幅が広がります。
広角レンズで広々とした日本庭園を撮影
メインレンズで池に写る金閣寺も捉える
望遠レンズで遠くからでも黄金に輝く金閣寺が間近に感じられる
これらすべてPixel 9 Proの3つのカメラで撮ってます。
引いた絵も寄った絵もPixel 9 Pro 1台あればOK
画質の劣化が気になりがちなデジタルズームを使ってさらに寄った絵を撮影してみました。
デジタルズーム10倍まではPixel 9 ProのAIが巧みに補正してくれるのか
実用レベルの画質を保っています。
この記事の最初にのっけてる9枚の画像の中にも10倍デジタルズームを使ったものがあります。どれだかわかるかな?
ただMAXの30倍だとさすがに画質の劣化が激しくなります。
いくらAIを駆使したとしても、のぺーっとした感じは否めません。
ま、ここまで寄れるという参考情報として。
Pixel 9 Proが1台あれば、引いた絵も寄った絵もどんと来い。日常持ち歩く端末でここまでできれば十分、というより出木杉くんすぎて、コンパクトデジカメの肩身がより狭くなりますな。
望遠レンズで約500m先の新幹線を捉える!
望遠レンズを使えば、約400〜500mほど離れた場所を通る新幹線も車両番号が判別できるほどに寄って撮影可能。
広角レンズで広さを表現しよう!
風景を撮るなら、広角レンズを積極的に使いましょう。
こちらは長岡京駅前
メインのレンズでは捉えきれない駅前広場や近くの建物を広角レンズならすべて一枚の写真に収めることができました。
下の写真は今回のフォトウォークのものではないのですが広角レンズを使えば
例えば登山をしたとき頂上で広大な空を撮影したり

所せましと並ぶ都会のビル群を撮影したり

風景撮影が楽しくなります。
Pixel 9 Proでノイズレスな夜間撮影

夜間撮影は、ミドルレンジのスマホだと手ブレやノイズが目立ちやすいもの。
しかし、Pixel 9 Proなら、そんな難易度の高いシーンもお手の物。

ブレない
明るい
ノイズ少なめ
これがポケットにいつも入れているPixel 9 Proで撮れます。
目で見た風景と比べて少々明るすぎるような気もしますけど
ま、でもねー思い出はきれいに残したいよねーということでオッケーです。
ちなみにこれも京都フォトウォークの写真ではありませんが
花火を撮るとこんな感じ

動画だとこんな感じ
街中よりも暗い場所で、三脚とかもナシでここまで撮れます。十分でしょ。
楽しい「長時間露光モード」
Pixel 9 Proの「長時間露光モード」は、クリエイティブな写真が手軽に撮れる楽しい機能
通り過ぎる電車を撮るとこんな感じ
滝を撮れば白糸が流れるような写真も撮影できます。
通常、こうした写真を撮るには三脚が必須ですが、Pixel 9 Proの長時間露光撮影なら手持ちでOK。素晴らしい。
ただ露光時間は自動で決められてしまうため、手動で時間を調整できるようにしてくれればな~と思います。
Pixel 9 ProのAIの活用 消しゴムマジックとイマジネーション

撮影した写真は、Google フォトアプリを使えばAIの力でさまざまな編集が可能。
巷でよく聞く消しゴムマジックなら写真にちょっと映り込んでしまった人やモノを、AIの力で自然に消すことができます。
画面の一部に映り込んでしまった程度なら、かなりの精度で補正できます。
人混み全員を消し去るようなことはできませんが
優秀な補正機能としては活用するのがいいかも。
イマジネーションという機能もありまして
写真の好きな場所を指で囲い、文章で指示を出すとAIがそれに従って写真を編集してくれる機能です。


AIが作った写真がこちら
え~と、何に使うんだ、これ?
個人的には、AIで写真に写る事実を捻じ曲げてしまうのはあんまり好きじゃないな~と
技術的にはすごいと思うんですけどね。
Pixel 9 Proでブレのない動画撮影を

Pixel 9 Proは、4K60pでの動画撮影が可能です。
日々持ち歩く端末で、サクッと4K動画が撮れてしまう。
もちろん画質も静止画同様に非常にキレイ。素晴らしい。
作例はこちら(編集はWindowsのClipchampを使用しました。動画編集ソフトの制約上作例動画が30fpsになっています。悪しからず)
注目してほしいのは手ブレ補正の性能。
作例では金閣寺に入ったあたりからの映像にご注目
意識してブレないように歩いているわけではないのに、まるでスタビライザーを使っているかのような安定感がありますね。
完全にブレがないわけではありませんが、歩いて撮っていることが分かる自然な上下のゆれになっていて、不快なブレではありません。
少し気になったのは夜間撮影
十分キレイではありますが、電子式の手ブレ補正が入った時に出る特有の「ブルブルッ」とした揺れが目立つシーン(特に作例動画後半の商店街に入ったあたりのシーン)
がありました。
スマホの小さい画面で見る分には気になりませんが、大きなモニターで見るとちょっと気になるかな。
とはいえ、常に持ち歩くスマホに4K60fpsが撮れるカメラが付いていると考えると、十分すぎる性能であることは間違いありません。
もっといい画質じゃないとヤダ!って言うなら、もう一眼レフカメラを毎日持ち歩いてくださいって話になりますけど...嫌でしょ?
コンデジの肩身はさらに狭くするPixel 9 Pro

3年前、「スマホがあってもデジカメは持っとけよ」みたいな記事を書いてます。
デジタルズームやAIの補正に頼ることなく、寄った絵が高画質で撮れるコンデジは、まだまだ必要な場面があるわけで、この考え自体は変わりません。
が
日常的に撮る写真や、ちょっとしたお出かけで撮る写真においては、Pixel 9 Proさえあれば十分であることが、今回のフォトウォークで分かっていただけたかと思います。
Pixel 9 Proのカメラの優秀さを見れば、コンパクトデジカメの肩身はより狭くなったと言わざるを得ません。
実際SONYのコンデジ「サイバーショットRX100VII」を持っているのですが、特にPixel 9 Proを購入してからは出番が減りました。
スマートフォンのカメラは、これからどこまで進化していくんでしょうね?
ブラックフライデーのキャンペーンで
このハイエンドカメラ付きスマホPixel 9 Proを手に入れてはいかがかな?

















